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物をつくる者としておもうこと


物を作って世に出させていただいている者として最近おもうことが…

愚痴っぽくなってしまいますが、どうしてもモヤモヤしますし、物を作っている方たち

みなさんが感じていることかも、もしくは逆でまったく何とも思ってないのかも。 どちらの方にも読んでいただきたくて書かせていただきます。 同じ陶器でもの作りをされている方の作品をSNS上で拝見いたしまして、

以前わたしが制作した作品に形も仕様もとても似ているものがあがっておりました。

その物自体は世の中にいろいろな素材で存在しているものなのですが

わたしはそれを陶器で作るにあたって何度も仕様をかんがえたり、見えないところも

試行錯誤してつくりあげたものでした。

わたしの作品とまったく同じではないのですが(絵付けやテイストは全然ちがいます)、

どうよい方向に考えてみようと努力したり、第三者に見てもらったりしたのですが

やはり似ていることに間違いがなく、いい気持ちがしませんでした。

参考にしていただいて光栄なのですが、わたしも知っている方で仕様などもご存知なので、

一言参考にしたいなどとおっしゃってくだされば、

お互い切磋琢磨できますし、快くお返事させていただいたのにな…と残念な気持ちです。

ここで疑問に思ったのが、その方はその作品を作るにあたって何ともおもってないのだろうか…

胸を張って「作りました!」と言っているのだろうか…ということです。

わたし自身もアンティークの作品や外国の民芸品などからインスピレーションをもらって

作品作りに活かしています。

でもそれとこれとは曖昧ではありますが全く違う物だと思っています。

物を作って世の中に出させていただいている以上、こういうことはよくあることですし

仕方ないなと思う反面、作り手側の意識の持ち方に本当に悲しい気持ちになりました。

ぱっとつくってぱっとできるものではないということは十分わかっていることだと思うのですが…。

少なくとも個人でものづくりをしている者同士はお互い尊重し合って作品を作ってゆきたいものだな

と改めて思った出来事でした。

ぐちぐちとねちっこく失礼いたしました。


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